結婚して、子どもが産まれ数年単位で変わるライフスタイル。家族で楽しく快適に過ごせる「理想の住まい」ってどんなものだろう?と悩む方も多いのではないでしょうか。
しかし、いざ住まい選びを始めると「子育てがしやすい家って何が必要?」「家族と意見が合わない」などと迷うポイントがたくさんあります。
その結果、不満を残したまま決めてしまい、後から後悔してしまうケースも。
この記事では家族と必ず話しておきたい住まい選びの7つのポイントと実際の子育て世帯におすすめの実例を紹介していきます。
この記事を読むことで、家族での話し合いがスムーズに進むだけでなく、自分たちの理想に近づく住まい選びのヒントが得られるので最後まで読んでみてくださいね。
子育て世帯の理想の住まいは『子どもの成長に柔軟な家』
子育て世帯における理想の住まいとは「子育てがしやすく、子どもの成長に柔軟に対応できる家」と言えます。
たとえば
・幼少期には「お世話のしやすさ」「安全性」
・学童期には「集中して学習できる環境」「自立を促す環境」
・思春期以降には「プライバシーへの配慮」「程よい距離感」
といったように、ライフステージで快適な暮らしに求められるものは変化します。
そのような中で、子どもも親も快適に過ごすには住まい選びの際にしっかりと話し合っておく必要があるでしょう。
理想の住まい選びで、はじめに考えるべきポイントについて解説していきます。
【家の構造について】
・建売住宅or注文住宅
・戸建orマンション
・平屋or2階建て
【家のデザイン、スタイルについて】
・シンプルな雰囲気
・モダンな雰囲気
・海外風 など
また、どんなスタイルの生活をするのかについても考えておく必要があります。
【生活スタイルを明確にする上で考えたいこと】
・休日の過ごし方は?
・家の中ではどんなことをして楽しみたい?
・庭やベランダでBBQや家庭菜園を楽しむ?
・子どもが広々遊べる庭がほしい?
このように「どんな家で暮らしたいのか」「どんな家ならその暮らしが実現できるか」を考えることがポイントです。
子育て世帯必見!理想の住まい選びの7つのポイント
ここでは子育て世帯が抑えておきたい理想の住まい選びで大切な7つのポイントについて紹介していきます。
子育てがしやすくなる『家事動線を意識した間取り』
子育て中における家事はできるだけ、効率的に終わらせたいものです。特に子育て中は子どものお世話に追われ家事が終わらないなんてこともあります。
そのため、毎日の家事をスムーズに進めるためには、「家事動線の良さ」が重要になります。
たとえば
・キッチンから子どもを見守れるにはどんな間取りがいい?
・洗濯はどこで干して、どこに収納する?
・保育園や学校からの帰宅動線(玄関→手洗い→リビング)はどうする?
・子どものお世話グッズはどこに収納すると動線がスムーズになる?
といった点について考えておきましょう。
共働き世帯の多い現代なので、夫婦でどのような家事分担をして、どんな家事動線がいいのかしっかりと話しておくことが大切です。
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子どもとの生活をイメージした『空間のゆとり』
間取りの中にある空間のゆとりは子育て中は欠かせません。
広いリビングルームにしたはずなのに気づけば子どものおもちゃや学用品で空間が圧迫されているなんてことも多いです。
また、玄関が子どもの靴やベビーカーなどで散らかってしまうことも。空間が圧迫されていると、狭く感じたり、子どもが小さい場合は怪我の原因にもなります。
だからこそ、今の子どもの年齢だけでなく、1年後、5年後の暮らしをイメージしてみることが大切です。
たとえば
・家族全員がリビングに集まった時、全員がくつろげるスペースはあるか?
・子どもの学用品やおもちゃなどはどこに置いたら邪魔にならない?
・子どもが友人を連れてきたらどこで遊ばせる?
といった視点で空間について考えてみましょう。
オンライン上で家具の配置をシュミレーションできるツールを使えば、よりリアルな生活空間をイメージしやすくなります。
「広さ」だけではなく「ゆとり」にも目を向けることが満足度の高い住まい選びにつながります。
子どもの成長を見越した『収納スペースの確保』
子育てが始まると、どうしても「ものが増える暮らし」になります。
赤ちゃん期はお世話グッズやベビーカー、成長すればおもちゃや学用品、さらに年齢を重ねるとスポーツ用品や部活動の道具など子どものものがどんどん増えていきます。
そのような子どもたちの成長で変わる生活に柔軟に対応するには、収納スペースをあらかじめ広く確保しておく必要があります。
収納が足りないと、ものの定位置が定まらず散らかる原因になり、片づけの手間が増え家族全員のストレスに。
また、最近では在宅ワークをしている家庭も多いです。
その場合、生活空間とは別に、仕事道具をまとめておけるスペースがあると、お互い快適に過ごせるでしょう。
子どもたちだけでなく、親のライフスタイルの変化も見越して、暮らしに合う収納を計画しておくことが大切です。
10年後も快適に暮らせる『現実的な住まいの予算』
理想の住まいを考える中で、希望がたくさんあって、現実的な予算では厳しいと頭を抱えている人も多いですよね。
住宅購入では、ローンや住み替え費用だけでなく、住んだ後にメンテナンス費用や光熱費もかかります。
だからこそ大切なのは、家族で「何を希望するのか」優先順位をしっかりとつけることです。
住まいを購入してから10年後も無理なく暮らしていける予算設定をすることが、理想の住まいに近づける鍵となります。
子どものライフイベントに合わせた『住宅購入のスケジュール』
住まいの検討から実際に住み始めるまでには意外と時間がかかります。特に注文住宅で土地探しから始める場合は、半年以上は見ておく必要があります。
子育て世帯の場合は、子どものライフイベントが大きく関わってくるので家づくりのタイミングをしっかりと見極める必要があります。
【購入スケジュールで抑えておきたいポイント】
・入園、入学のタイミングに合わせるなら前年から動き始めるのがベスト
・入学後であれば、学期の区切りに住み替えを検討
・出産を控えている場合であれば、出産前後は避けて計画
家族にとって「ベストなタイミングでの引越し時期」について明確にし、そこから逆算して住宅購入を検討してみると良いでしょう。
利便性と安全性を意識した『住宅の設備、性能』
長く快適に住み続けるには住宅の性能を意識することが大切です。
しかし、性能を高めるほど建築コストは増加するので予算にあった性能を取り入れていく必要があります。
子育て世帯では特に、利便性、安全性に注目した性能を見ていきましょう。
【子育て世帯が考えたい視点】
・食洗機や浴室乾燥など、家事負担を減らす設備はあるか?
・ベランダや階段は転落防止の対策ができそうか?
・子どもの足音や声が響かない構造はあるか?
何を重視するかはそれぞれの家庭で変わってきます。
全ての設備を詰め込むのではなく、家族にとって必要な設備や性能を選んでいくことが重要です。
実際の生活を意識した『周辺環境選び』
子どもたちは成長に伴って、保育園、小学校、中学校と過ごす環境が変わります。
どのような環境で子どもたちに過ごしてほしいのか、普段の生活に欠かせない病院やスーパーなどは近くにあるかを意識して環境をみていく必要があります。
ライフスタイルの変化はあくまで予想で、子どもたちが予想とは違う環境を選択することもあるでしょう。
そのため、周辺環境で何を重視したいのか優先順位をつけて家族で話していくことが大切です。
また、子育て中は周辺環境における治安も気になるところです。治安の詳しい調べ方については下記記事を参考にしてみてくださいね。
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小学校入学前に知っておきたい!安心して暮らせる地域の治安情報の調べ方
子育て世帯必見!おすすめの実例紹介
【物件A|子育て中の家事動線を考えた設計】
対面キッチンなので、子どもの様子を見守りながら料理をすることができます。また、玄関近くに洗面所があることで帰宅後の手洗いやお風呂もスムーズで、汚れを家に持ち込みにくいのがポイントです。
【物件B|リビングでもそれぞれの居場所が持てる住まい】
リビングの書斎コーナーは仕事スペースだけではなく、子どもの学習スペースにも活用できます。さらに、ウォークスルークローゼットは家族の衣類や生活用品をまとめやすく整理整頓がしやすいのが特徴です。
【物件C|子どものライフスタイルの変化に柔軟に対応できる住まい】
和室に加え、リビングと直結した個室がポイント。子供部屋として活用すれば、リビングで自然と顔を合わせるため、思春期以降もコミュニケーションが取りやすい設計になっています。
まとめ
理想の住まい選びに100%の正解はありません。家族の想いや価値観、子どもたちとの生活スタイルで大きく違ってきます。
自分にとって家はどんな場所であってほしいのか、家族とどんな生活を送りたいのか考えることで理想の住まい作りをスタートすることができます。
何年も住み続ける家だからこそ家族で快適に楽しく暮らせるイメージを持って、話し合ってみてくださいね。
大切なのは、理想の住まいは完成形ではなく、家族の変化に合わせて育てていくものです。子どもの成長や働き方の変化に合わせて、暮らし方や住まいに求めるものも変わっていきます。
だからこそ、購入前の話し合いだけでなく、住んでからも柔軟に調整していく姿勢を持てると安心です。

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