住まいを選ぶ上で「治安の良さ」は欠かせないですよね。特に小学校入学前のお子さんがいる場合は安心・安全に暮らせる環境は最重要ポイントと言えます。
とはいえ、実際に治安情報をどうやって調べたら良いのかわからないと、悩む方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、治安の調べ方と治安を調べる際の注意点について解説していきます。
この記事を読むことで、住まい探しの際に治安情報をスムーズに調べ、安全面に配慮した住まい探しを進めることができるので参考にしてみてくださいね。
治安を調べる方法
治安を調べる方法は主に4つあります。
治安情報は一つの情報を知るだけでなく、複数の情報を知って住まい探しの参考にしていくことが大切なのでそれぞれについて解説していきます。
実際に歩いてみる
実際に住まいを検討している地域を歩いてみる方法です。
歩くことで、地域住民がどのように暮らしているのか、街全体の雰囲気を肌で感じることができます。
子どもが小学校に入学すると、一人で登下校したり、子どもだけで外出する機会も増えるので、子どもと一緒に歩いてみるのがいいでしょう。
『入りやすく、見えにくい場所』は特に犯罪の場になりやすいと言われているので、子どもの視点で危険な場所はないか一緒に見て、考えることが大切です。
警察の情報を確認する
兵庫県警察では地域の犯罪情報や交通事故情報などが掲載されている犯罪情報マップがあります。
実際の地図上にどんな犯罪が起きたのか、不審者情報や不審火などの情報をみることができるので、
自分の住む地域ではどんなことがおきているのか確認してみることが重要です。
また、令和7年2月からはアプリ版も配信されたのでより簡単に情報を知ることができるようになりました。
『ひょうご防犯ネット+(プラス)』について兵庫県警察で紹介されているのでチェックしてみてくださいね。
また、全国の犯罪情報は『ぼうはん日本』のサイトに詳しく掲載されています。
SNSでの情報収集
SNSは実際に住んでいる人のリアルな声を知ることができます。
例えば、X(旧Twitter)やInstagramのハッシュタグ検索を活用すると最新の地域情報が見つかることがあります。
しかし、SNSの情報は噂程度のものもあるので注意が必要です。
また、地域ごとに子育てコミュニティがある場合も。
そこで実際に住む地域の保護者からの声を聞くことでよりリアルな治安情報を確認することができます。
不動産会社に聞く
住まいを考える際に地域の不動産会社とやり取りをすることが多いです。
不動産会社は地域の物件を扱うので治安について知っていることも。
実際に住んでいるスタッフや子育て経験のあるスタッフがいると、よりリアルな情報を知ることができるので直接聞いてみるといいでしょう。
治安を調べる際の注意点
治安情報を調べるにあたって、どんなことに注意してみていくと良いのか一緒に学んでいきましょう。
時間帯や曜日を変えての確認
昼と夜では街の様子が違うなんてことはよくあります。小学校入学前であれば、子どもの登下校の時間の街の様子を忘れずにチェックすることが大切です。
街全体でパトロールはされているのか、登下校時の人通りや交通量について知っておく必要があります。
極端に人通りが少ないと犯罪の場になったり、交通量が多い場所では事故が発生しやすくなります。
また、平日だけでなく土日の様子も確認することで住んだ後のイメージがしやすくなります。
ポイ捨てや落書きの確認
ポイ捨てや落書きが多いと町が荒れる原因となります。街の環境だけでなく、マンションやアパートといった集合住宅に住む場合は共有部分の確認も必要です。
ゴミ置き場やエントランスが荒れていると、管理が行き届いてないサインです。
反対に、清掃が行き届いており、綺麗な状態を保てている場合は住民の防犯意識も高いと言えるでしょう。
交通量、ゾーン30について
交通量が多い地域だと、自動車事故の発生頻度が上がるので注意が必要です。
また、ガードレールがない道路は声かけや連れ去りの犯罪も多いとされているので、小学校までの登下校の道を一緒に歩いてチェックしておく必要があります。
ゾーン30は生活道路における歩行者や自転車の安全を守るため、区間を決めて自動車の時速を30kmに制限して、交通事故を抑制しているものです。
最近では、ゾーン30プラスと呼ばれるものも始まりました。
ゾーン30プラスとは
最高速度30km/hの区域規制と物理的デバイスとの適切な組み合わせにより、交通安全の向上を図ろうとする区域を「ゾーン30プラス」と言います。
道路管理者と警察が緊密に連携し、地域住民等との合意形成を図りながら、生活道路における人優先の安全・安心な通行区間を整備するものです。
(引用元:兵庫県警察ホームページ)
実施エリアは兵庫県警察のホームページで確認できるので、こちらから住むエリアと照らし合わせてみてくださいね。
住んでいる層について
住んでいる層について知ることも、治安や住みやすさを左右する大きなポイントです。
子どもがいるファミリー層が多いエリアは、子どもの声や生活音にも理解がある家庭が多く、地域全体で子育てを見守る雰囲気があります。
また、子ども同士や保護者間で関係を作りやすいのも大きなメリットです。
一方で、高齢者や単身世帯が多いエリアは静かな環境を求められることが多く、子どもの声や足音でトラブルにつながるケースも。
そのため、実際に歩いてどんな世帯構成が多いのか確認したり、不動産会社に聞いてみるのがおすすめです。
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周辺施設
周辺施設にはどんな施設があるのかも忘れずにチェックしましょう。
特に以下の施設がある場合は治安への影響があるので注意が必要です。
・繁華街
・深夜まで空いている施設
・風俗店
・パチンコ店
は、騒音や酔客などのトラブルが起きることも珍しくありません。
トラブルが多い街では子どもたちが安心して外出できる時間も限られてしまいます。
そのため、昼間だけでなく、夕方から夜にかけての時間帯の様子も確認しておくことが大切です。
空き家
空き家は犯罪に利用されやすいと言われています。
実際に放火や不法占拠といった犯罪につながるケースもあります。
また、『割れ窓理論』といった考え方があるように、荒れた空き家が放置されることで街全体の治安が悪くなることも。
兵庫県でも令和5年度に空き家は約39万戸とされ、県でも空き家対策はされていますが、極端に空き家が多くないか、自身で街を歩いて確認するのがおすすめです。
不安な場合は、不動産会社に相談するのもいいでしょう。
地域内の活動
防犯のために地域ごとに様々な活動が行われています。
防犯活動が盛んだと、犯罪抑止につながるので住むエリアの防犯活動についてみてみましょう。
西宮市では青色回転灯装備車両による防犯パトロールが実施されています。子どもたちの下校時間に合わせてパトロールされているので、犯罪抑止につながっています。
西宮市の活動についてはこちらから確認してみてくださいね。
また、兵庫県全体でも
・兵庫県防犯協会連合会のボランティア活動
・まちづくり防犯グループによる情報提供や活動用品の支給
・日本ふれパト協会によるふれあいランニングパトロール
といった防犯活動が行われています。
防犯カメラ
防犯対策の一つとして、防犯カメラの設置があります。
防犯カメラは、「映像に残される」「監視されている」という状況から犯罪抑止に効果があると言われています。
また、地域に防犯カメラがあることで住民の防犯意識も高まり、街の安全性の向上につながります。
特に、子どもだけで歩く道や子どもがよくいくエリアに防犯カメラがあるか確認しておくと安心です。
西宮市でも平成29年度から令和2年度の4年間で360台の防犯カメラが設置されており、地域全体の安全確保に取り組んでいます。
誤情報にも注意
インターネットで様々な情報を知ることができる現代では、間違った情報に翻弄されることも珍しくありません。
ネットでの情報はあくまでも目安として受け止め、自身の目で実際に確認したり、不動産会社や地域の人に話を聞くことが大切です。
また、「治安」に対する意識や感じ方は人それぞれなので、情報に振り回されすぎないように気をつけてくださいね。
まとめ|実際に行動して情報収集を
初めて住むエリアだとどんな街なのかわからず、不安がつきものです。
特に子どもが小学校に上がる頃になると、親としては慎重に住環境を選びたくなりますよね。
安心して子育てできる街を選ぶには、地域の治安が良いことは欠かせないポイントです。
そのためにも、引越し前に地域の治安情報を正確に把握しておきましょう。
また、情報収集を通して、街の治安だけでなく街の魅力も見えてきます。
お子さんと一緒に治安情報を調べると、お子さん自身の防犯意識も高めることができます。
安心して暮らせる住まいを見つけるため、ぜひ行動してみてくださいね。

