子どもの将来のことを考えて、教育環境を充実させてあげたいと思う一方で、ママやパパにとって園や学校、習い事における「送迎」は大きな負担になります。
現代は共働き世帯も多く、送迎負担を減らすにはどうしたら良いかが大きな課題です。
この記事では、子育て世帯が送迎負担を減らすためにはどのような街を選ぶべきかチェックポイントについてまとめました。
子どもの教育環境を充実させながら、送迎負担を減らし、暮らしを豊かにしたいと考える方はぜひ参考にしてみてくださいね。
子育て世帯にとって住みやすい街の要素は送迎負担が少ないこと
子育て世帯にとって、住みやすい街の要素の一つは「送迎負担が少ないこと」です。
毎日の登園・登校・習い事の送り迎えは、親にとって大きな時間的・体力的負担になります。
特に共働き家庭では、通勤と送迎を両立させる動線づくりが暮らしやすさを左右します。
国土交通省の資料によると、子育て世帯が住宅や住環境に求める要素として「幼稚園・小学校などの利便性」「託児・保育所の利便性」が
上位に挙げられていることがわかります。

(参考:国土交通省・子育て世帯の住まいの確保等、事務局資料)
このデータからも、子どもの送迎がしやすいことが『住みやすさ』に直結していると言えます。
このように、送迎にかかる時間や移動距離が短い街は、親の負担を減らし、子どもとの時間を増やすことができるため、子育て世帯にとって魅力的な住環境です。
送迎のしやすさで見る住みやすい街の4つの特徴
送迎のしやすさで住みやすい街を考えた時、以下の4つの特徴があります。
- 保育園・学校・習い事が徒歩圏内にまとまっている
- 車・自転車・徒歩でも安全に移動できる環境
- 駅やバス停が近く、親の通勤と子どもの送迎が両立しやすい
- スーパーや病院が近く日常生活においても便利
それぞれの特徴を参考に、自身が住まいを検討している地域と比較してみてくださいね。
保育園・学校・習い事が徒歩圏内にまとまっている
住みやすい街の特徴として、保育園や小学校、習い事などが徒歩圏内に集まっていることが挙げられます。
徒歩や自転車で送迎できる距離に教育施設がそろっていると、朝の時間に余裕が生まれ、急な天候変化にも対応しやすくなります。
また、子ども自身が将来的に一人で通いやすい点も大きなメリットです。送迎に頼らず自立を促せる点からも、教育施設の距離の近さは重要です。
車・自転車・徒歩でも安全に移動できる環境
安全に移動できる環境は子どもの送迎において大切です。
子どもを乗せた自転車やベビーカーを押す親にとって、歩道の幅や段差、交通量は日々のストレスになります。
歩行者専用道路や車通りの少ない住宅街、整備された自転車レーンがある街は、安心して送迎することができます。
また、「安全な移動ルートの確保」は、子どもの命を守る上でも欠かせない要素です。
駅やバス停が近く、親の通勤と子どもの送迎を両立しやすい
共働き家庭では、通勤と送迎を両立できる環境が必要です。
駅やバス停が徒歩圏内にある街は、親の通勤ルートに合わせて送迎がしやすく、朝の時間を大幅に短縮できます。
例えば「駅前に保育園がある」「園バスのルートが自宅付近を通る」といった環境は、働く家庭にとって大きなメリットです。
交通利便性の高さは、時間のゆとりを増やし、生活の質を上げるポイントになります。
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スーパーや病院が近く、日常生活においても便利
スーパーや病院が近いと、送迎の前後で買い物や受診ができるのでとても便利です。
急な買い物や子どもの体調不良にもすぐに対応できるので、親の身体的負担を大きく減らせます。
また、日常生活の利便性が高い街は、子育て期間だけでなく、老後も長く安心して暮らせる街といえるでしょう。
実際に送迎しやすい街の共通点
ここからは都市部と郊外に分けて実際に送迎しやすい街の共通点について解説していきます。
【都市部】駅近×教育環境が整う街
都市部は、駅周辺に教育施設や商業施設が集まっているのが特徴です。
保育園や学習塾が駅近に集中しているため、通勤途中に子どもを送迎しやすく、共働き家庭にとって、効率的な生活動線を確保しやすい環境です。
また、電車やバスなどの公共交通機関が整っていることで、車を持たない家庭でも快適に暮らせます。
教育環境・交通利便性・生活施設のバランスが取れた「コンパクトシティ型」の街は、送迎の負担を減らしつつ、家族全員が安心して暮らせる環境になるでしょう。
【郊外】車利用前提でも生活施設が集約された街
郊外エリアでも送迎のしやすい街は多くあります。
車での移動が前提でも、保育園、学校、スーパーなどがコンパクトにまとまっており、広い駐車スペースも確保されているため、車での送迎がスムーズに行えます。
また、渋滞が少なく静かな住環境の中で子育てができる点も、郊外のメリットです。
送迎負担を減らす住まい選びの3つのポイント
送迎負担を減らすために、家選びの際に確認しておくべきポイントが3つあります。
以下のポイントを参考に住まい選びを進めてみてくださいね。
- 通勤・通学先までの距離と高低差を確認
- 送迎に特化した支援について
- 共働き家庭なら「自宅〜園や学校〜職場」動線を意識して教育環境を調べる
通園・通学先までの距離と高低差を確認
住宅を選ぶ際は、保育園や小学校までの距離に加え、道の高低差や交通量もチェックしましょう。
坂道が多いエリアや狭い通学路は、ベビーカーや自転車での移動に負担がかかります。
実際に通園・通学ルートを歩いて確認することで、毎日の送迎ストレスを未然に防ぐことができます。
また、学童期になると子ども自身で移動することも増えるため、子どもにとって安心安全に登下校できる道かも確認することが必要です。
送迎に特化した支援について
自治体によっては、送迎支援サービスや子育てタクシーなどを導入している地域もあります。
こうした支援制度を活用することで、共働き家庭や車を持たない家庭でも安心して子育てができます。
住む前に自治体の「子育て支援施策」を調べておくことが大切です。
兵庫県ではファミリーサポートセンターが各地域で運営されており、保護者の代わりに保育施設等への送迎を行ってくれます。
こちらから自身の住む地域のものを参考にしてみてくださいね。
(引用:ファミリーサポートセンター/兵庫県ホームページ)
共働き家庭なら「自宅〜園や学校〜職場」動線を意識して教育環境を調べる
共働き家庭では、自宅・園や学校・職場の位置関係を意識して住まいを選ぶことが重要です。
通勤途中に送迎ができる立地や、同じエリア内に教育施設がまとまっている街を選ぶと、時間のロスが減ります。
「移動の少ない暮らし」は時間の余裕を生み、子どもとの時間を増やせたり、自身の時間を持てたりと、生活を豊かにすることができます。
送迎負担を減らすと快適な暮らしにつながる
送迎がスムーズにできる街は、子育ての負担を減らし、家族の時間を増やすことができます。
教育施設・交通アクセス・生活利便性の3つがバランスよく整っていることは、子育て世帯にとって理想的な住環境です。
物件探しの際は、「教育環境」「生活動線」「安全性」といった視点を意識することで、毎日の送迎負担を減らし、
家族みんなが快適に暮らせる街を見つけることができるでしょう。
どんな環境の住まいがベストなのか、家族で話し合ってみてくださいね。

