家を売るときにまず押さえておきたいのは売却の全体像です。いざ売ろうと思っても、査定・書類準備・内覧対応・契約・引き渡しなどやることが多く、流れを知らないまま進めるのは不安です。
「何から始めればいいのか分からない」「初めての売却で不安が多い」そんな方でも迷わず進められるように、この記事では 不動産売却を5つのステップ で分かりやすく解説していきます。
売却にかかる期間の目安
不動産売却は「思ったより時間がかかる」という声が多いもの。一般的なスケジュール感を知っておくと、余裕を持って準備できます。
不動産売却は、全体でおよそ5~6か月ほど時間がかかることが多いです。売却と新居探しを同時進行する場合は、さらに余裕を持った計画が安心です。
■ 査定〜媒介契約|1〜2週間
査定依頼から価格の確認、媒介契約の締結までの期間です。複数社に査定を依頼する場合は、やや長くなることもあります。
■ 販売活動|1〜3ヶ月
サイト掲載、内覧対応、価格調整などを行う期間です。エリアの需要や売り出し価格によって期間は変動します。
■ 契約〜引き渡し|1〜2ヶ月
売買契約後、買主の住宅ローン審査や引っ越し準備を経て引き渡しとなります。
次の章では各ステップごとに詳しく解説していきます。
ステップ1 相場を調べ不動産会社に査定を依頼
家を売るときに欠かせないのが「相場の把握」と「査定依頼」です。相場を知らずに査定を受けると、提示された金額が高いのか低いのか判断できず、不利な条件で売り出してしまう可能性があります。
まずは、あなたの家がどれくらいで売れそうなのか、客観的な情報を集めるところから始めましょう。
相場を調べる
相場を調べるときは、複数の情報源を組み合わせるのがポイントです。
■ サイトで確認
不動産流通機構が運営・管理している不動産流通標準情報システムです。実際に売却された価格が分かるため、相場の信頼度が高いのが特徴です。
■ 近隣の売出価格のチェック
近隣エリアで売出されている物件広告を見るとおおよその価格帯がつかめます。売出価格は売却価格より高く設定されていることを頭に入れて確認しましょう。
不動産会社に査定を依頼
相場を把握したら、次に不動産会社に査定を依頼します。査定には「一括査定」と「個別査定」があり、どちらも無料で行えます。
- 一括査定 複数の不動産会社に一括で査定を依頼
- 個別査定 一社の不動産会社に査定を依頼
ステップ2 媒介契約を結ぶ
不動産会社と売却を正式に進めるためには「媒介契約」を結びます。契約の種類によって依頼できる会社数や報告義務が異なります。なお、どの契約を選択しても売主が仲介会社に支払う費用は変わりません。
専任媒介
- 依頼できる不動産会社は1社のみ
- 自己発見取引(自分で買主を見つけること)可能
- 販売状況の報告義務:2週間に1回以上
➡ バランスが良く最も選ばれやすい
専属専任媒介
- 依頼できる会社は1社のみ
- 自己発見取引不可
- 販売状況の報告義務:1週間に1回以上
➡ 手厚いサポートを受けたい人向け
一般媒介
- 複数の会社に同時依頼できる
- 報告義務なし
➡ 幅広く買主を探せるが管理は自分で行う必要あり
ステップ3 売却活動
媒介契約を結ぶと、いよいよ不動産会社による 売却活動(販売活動) がスタートします。売却活動では、主に次のような取り組みが行われます。
■ 物件情報の公開(サイト・チラシなど)
写真撮影や間取り図の作成を行い、魅力が伝わる形で掲載します。
■ 内覧対応
実際に物件を見たいという買主に向けて、日時調整や案内を行います。内覧の印象は成約率に直結するため、室内の片付けや清掃が重要です。
■ 価格調整
反響状況を見ながら、必要に応じて価格の見直しを行います。市場の動きに合わせて柔軟に対応することで、売却期間を短縮できます。
ステップ4 売買契約
内覧を経て買主が見つかり条件面で合意できたら、次は 売買契約の締結 に進みます。不動産売却の中でも特に重要な工程で、価格・引き渡し時期・付帯設備など、取引内容を正式に決めます。
売買契約は、主に次のような流れで進みます。
1. 重要事項説明を受ける
契約の前に、買主は宅地建物取引士から「重要事項説明」を受けます。物件の権利関係、法令上の制限、設備の状況など、取引に関わる大切な内容が説明されます。売主も同席することが多く、内容に誤りがないか確認します。
2. 売買契約書の読み合わせ
重要事項説明の後、売主・買主・不動産会社で契約書の内容を確認します。
3. 契約締結・手付金の受領
内容に問題がなければ、売主と買主が署名・押印し、正式に契約が成立します。同時に買主から 手付金(一般的には売買価格の5〜10%) を受け取ります。
ステップ5 引き渡し
売買契約が成立し買主の住宅ローン審査も無事に通過すると、いよいよ物件の引き渡しに進みます。このステップは売却の最終段階であり、所有権が正式に買主へ移る重要な手続きです。
売主は引渡しまでに残置物(家具・家電・庭の植木鉢など)の撤去を行い、動かせる物は何も無い状態にしておく必要があります。
引き渡しは、一般的に司法書士の立ち会いのもと、金融機関で行われることが多く、次のような流れで進みます。
1. 残代金の受領
引き渡し当日、買主から売主へ 残代金(売買代金の残り) が支払われます。このタイミングで売主は正式に代金を受け取り、売却が完了します。
2. 所有権移転登記の手続き
司法書士が、売主から買主へ所有権を移すための登記手続きを行います。
3. 鍵の引き渡し
登記手続きと残代金の受領が完了したら、物件の 鍵を買主へ渡します。これが売却の最終ステップであり、正式に引き渡し完了となります。
まとめ
不動産売却は一人で進めるには不安も多いものです。「自分の場合はどう進めればいいのか知りたい」「まずは相談だけしたい」という方は、ぜひ西宮市を中心とした物件情報に詳しい秋山グループ株式会社にお気軽にお問い合わせください。
状況に合わせて、最適な売却方法をご提案いたします。
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